過ぎたるは歯医者 | 日記 | 矯正の心得

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過ぎたるは歯医者 の日記

矯正の心得

2016.07.06

最初の診断の際、使用する可能性のある装置についてはご説明していますが、「〇個の装置で治ります」「〇〇円で治ります」とお話することは出来ません。なぜなら、人間の身体はプラモデルではないので、個々のケースで様々な反応をするからです。当初は2個で十分改善が可能と予定していても、さらに装置が必要になることがあります。逆に、上下4つと予定していたケースが、しっかり噛むことで顎が発育し、装置の個数が減ることもあります。  床矯正はワイヤーやブラケットを利用する一般的な矯正と比較して、費用は安く済みます。それは、自分で努力し頑張る治療だからです。努力を必要とせずに「すべてを歯医者にまかせて治したい」という場合は、大人の歯が全部生えそろったところで抜歯をし、強制的にワイヤーで歯を引っ張って治す矯正治療もあります。すべてを歯科医師に任せるという事は当然金額は80万~100万と高額になります。床矯正治療主役は、あくまでもお子さん本人であり、医院は「支援者」です。費用が安いからという理由だけで、床矯正を選択されることはおやめください。  また、あくまでも装置は顎の成長を助ける補助的なもので、装置の力で歯並びが治るのではありません。例えば、お口を閉じる訓練、前歯を使う食事、食事の時の姿勢、頬杖などの悪い習慣の改善をしっかり行い、自分の機能を高めることが大切です。 噛むことやトレーニングを軽視すると床矯正治療はもちろんうまくいきません。 「歯医者に治してもらう」のではなく、「自分の力で治す」のがこの床矯正なのです。
この点をしっかり理解した上で、治療をスタートさせてほしいと思っています。  

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